NHKは速やかに「拝謁記」の全資料を公開すべきだ!

 初代宮内庁長官を務めた田島道治が、昭和天皇との詳細なやりとりを記録した「拝謁記」は戦後74年間の中でも特筆すべき歴史的資料だ。

 NHKは田島道治の遺族から資料の提供を得たとして連日トップ級のニュースとして報道している。

 問題なのは、膨大なやり取りの中からNHKが独自の判断で、「特定部分を抜き取り、独自の解説を加えている点」である。

 昭和天皇の発言は、これまで断片的には知ることが出来たが、最側近との克明な生の会話が系統立てて大量に明らかになったのはこれが初めてだ。

 この貴重な資料はNHKが「商売」に使うのではなく、入手した全資料を公開すべきだ。歴史は「見る角度」によって見解が分かれる。

 場合によっては、これまでの歴史を覆すような、貴重な資料であればあるほど公開が必要だ。

 気がかりなのはいつ入手したのかである。仮に1年以上前なら検討期間がたっぷりあったはずだ。

 残る一つの懸念は「安倍政権の関与はなかったのか」という点である。詳細な点検のあと、報道の「ゴー」サインが出たなら問題だ。

 NHKはそうした点も含めて明らかにすべきだ。

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