肩書で捜査や報道に差はあってはならない!

▼肩書で捜査や報道に差はあってはならない!



 NHKや朝日などメディアは池袋での暴走運転の当事者を「飯塚幸三さん」と今も「さん」付けで呼んでいる。

 100キロの猛スピードで交差点に突っ込み、自転車で横断歩道を渡っていた松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)をはね、命を奪った。罪のない親子を殺してしまった。

 飯塚は二つの交差点で赤信号を無視して突進した。ブレーキをかけた形跡はなく、加速しながら次々と通行人をはねていった。

 昼の日中と言うことで多数の目撃者がいる。白昼、突然起きた大惨事に悲鳴が上がったという。

 現行犯逮捕かと思いきや、そうはならなかった。「逃亡の恐れがない」からだ、と屁理屈にもならないことを言った。

 ならば、なぜ、籠池泰典は逮捕されたのか? 

 彼は国会の証人喚問にも応じ、知っていることをすべて話した。その後、度重なる捜査当局の取り調べにも素直に応じ、聞かれたことは何でも話した。

 連日のように新聞、テレビ、雑誌に追いかけられ、たちまち“時の人”となった。籠池泰典ほど顔が知れた者はいない。あれだけ顔が売れていたら、逃げた途端に捕まってしまう。「逃亡の恐れ」などどこにもない。  

 それでも籠池泰典は投獄され、真夏の暑いさ中に、冷房もない独房に放り込まれ、300日も「クサイ飯」を食わされた。

 それが、何の罪もないひと2人の命を奪った人物が“無罪放免”とは一体、どういうことか?

 マスコミは当初、「飯塚幸三」の名前を報道しなかった。「87歳の男性」とだけ伝えた。なぜ、「実名報道」しなかったのか? 何か不都合なことがあったのか?とネットで疑問の声が上がった。

 そうした批判に朝日と毎日は名前入りで報道し始めた。だがほかのNHKや読売などは「87歳の男性」で押し通した。

 この飯塚幸三なる男は、東大卒の元官僚で旧通産省(経産省)の元工業技術院長のあと、クボタの元副社長に天下った人物だ。官僚経験者と言うことで瑞宝重光章まで受章した。

 ははー、匿名報道はこれか、とピントきた。

 この類が不祥事を起こした場合、どこからともなく「ささやき」が聞こえ、捜査現場に「空気」が伝わる。

 「あ・うん」の呼吸で報道も、「87歳の男性」となった。
 
 今回は、私たちネットの追求で「元官僚、飯塚幸三」が判明した。私たちは監視を緩めてはならない。

 人の肩書で、捜査や報道に差をつけるなどあってはならないことだ。

 この期に及んでまだ、飯塚幸三「さん」は、ない!

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