夏目漱石は三代目小さんが大好きだった!

▼夏目漱石は三代目小さんが大好きだった!



 東京都の人材バンクに登録した。都のホームページに「学校だけで必要な人材を確保することは困難。質・量ともに外部人材の活用が必要」として無償ボランティアを募集した。

 「それならば」と応募したが、役所だけに手続きが七面倒くさい。住所、氏名、年齢はもとより学歴、職歴、さらには利用鉄道の路線から、「駅から自宅まで何分ぐらいか」ときた。

 ここまでやる必要があるのか? 交通費も出さないのに、上から目線は治らないようだ。こんな八厘を相手にしても仕方がないので、言われた通り書いた。

 何が出来るか書け、と言うので次のように書いた。

 驚いたことに日本の伝統芸能である「落語」が小学校4年の教科書に出ている。校長から「教科書だけでは分からないので実物を見せてほしい」と要請があり、出前寄席を届け、学校で落語を披露。子どもたちにもやらせたら大喜びだった。

 今や落語ブームとあって大変な人気。プロの噺家も全国の小、中、高校で学校寄席をやっている。ただしこちらは1回5万から30万円の有料だ。しかし、私の場合は無料のボランティア。

 桂歌丸さんが会長を務めた落語芸術協会で第一線の噺家から厳しい指導を受け修行を積んだ。東日本大震災の被災地や都内の図書館などで仲間と無料落語会を開催している。

 日本の伝統芸である落語は知っていて損はない。朝日や毎日、日経、東京など各紙のコラムにも落語が登場。「芝浜」や「三枚起請」がしばしば引用される。この噺を知らないと、新聞に何が書いてあるのか理解できない。

 ことほど左様に落語は教養の一部である。だから、子どものうちからぜひ落語に親しんでもらいたい。

 日本のノーベル賞の受賞者や学者、文化人などインテリやジャズメンに落語好きが多い。

 夏目漱石は若いころから三代目小さんが大好きだった。彼の作品にはたびたび小さんのことが書かれている。

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