安倍長期政権の最大の原因は「検察の不正義」!

 安倍首相"史上最長"を可能にした「検察の不正義」と題して元毎日新聞社会部の敏腕記者、牧太郎が「サンデー毎日」これを寄稿した。納得の一文である。

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 「意外にも」と言うべきか、「不運にも」と言うべきなのか、安倍晋三の首相在任日数が憲政史上最長を記録。

 しかし「バカの一つ覚え」のように主張する「デフレからの脱却」は早々と頓挫。経済は長~い停滞。所得格差が広がっている。

 貧乏国なのに、後進国にカネをばらまき、トランプの命令で「兵器爆買い」までしているのに、当の米国にも、ロシアにも、中国にも(「世界中から」と言ってよいほど)バカにされ、外交は「合格点」にほど遠い。

 その上、次々に起こる災害に何ら〝打つ手〟がない。

 なのに〝長持ち〟する。なぜだろう?  「長寿の秘密」を探すのはいとも簡単である。

 次々に不祥事が続く内閣だが、この8年間、国会議員は逮捕・起訴されていない。どれも立件されれば「政権の命運」が尽きるような大事件なのに、なぜか、検察は〝真っ黒けの悪党〟を無罪放免にしている。

 つまり、検察を味方にしたから安倍内閣は生き延びているのだ。

 逮捕されるべき国会議員はいた。例えば「甘利明・元経済再生担当相」である。甘利と秘書2人は2013~14年、千葉県の道路工事の用地をめぐり、工事を担う都市再生機構(UR)との間で補償交渉をしていた千葉県の建設業者から現金計600万円を受け取った。

 当方から見れば「ワイロ」である。正確には「あっせん利得処罰法違反」。業者は「600万円は口利きの報酬だった」と正直に証言した。

 だが、東京地検は甘利の「政治資金としてきちんと処理するように指示した」という言い訳を認め、甘利と元秘書2人を不起訴処分(容疑不十分)にした。その「不起訴」で安倍政権は助かった。

 下村博文・元文部科学相の政治団体「博友会」が「加計学園」の秘書室長から政治資金パーティーの費用として200万円を受け取ったことを隠していた。これも捜査対象になったが、東京地検特捜部は不起訴処分とした。

「検察の正義」はどこへ行ってしまったのか?

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