私の「お見立て」通り桂宮治はただ者ではない!

 「桂宮治の子ども落語」が1日午後、東京・新宿の小学校で開かれた。母親に伴われた3、4歳児の前で人気落語家の宮治が身振り手振りで子どもでも分かる落語「時そば」を熱演。

 すると、そばをツルツルと食べる仕草をする度に、目の前で子どもたちがキャッキャ騒いで大喜び。

 かわいいチビッコたちが座布団の上で、扇子や手拭いを箸や本に見立てた体験落語を含め、予定の1時間があっという間に過ぎた。

 お昼の食事休憩の後は、本格落語会と称して宮治が「元犬」と「権助芝居」を大人たちに聴かせた。

 この日は中学生と高校生のお兄ちゃんたちが前座として出演。生き生きした落語で客席の笑いをとった。

 中2の海原亭とんこつ君は「饅頭こわい」を熱演。高1の海原亭創成君は「松山鏡」を披露し、拍手をもらった。

 2人とも元の落語を上手に短く刈り込んでいた。落語を短縮するのは難しい。時間ばかり気にしてカットすると、肝心の笑いまで捨てることがある。それでは意味がない。「クスグリ」と呼ぶ笑いを残しておくことが大事だ。

 さて、宮治だが、相変わらず客を離さない。聴いているうちに、客はいつの間にか噺に引っ張り込まれてしまう。

 特に「時そば」は秀逸だった。「時そば」というと瀧川鯉昇が頭に浮かぶが、鯉昇師匠に勝るとも劣らない出来栄えだ。完全に「宮治の時そば」の暖簾を上げたと言える。

 私の「お見立て」通り、「桂宮治」はただ者ではない。落語のセンスが抜群にいい。ほかの人が真似が出来ない落語をやる。

 現在はまだ二つ目だが、落語の「技」はとっくの昔に真打ちだ。

 将来、落語界を代表する大看板になることは間違いない。

 寄席に行ってもめったに笑わない私の落語仲間が、歯を出してゲラゲラ笑っていた。

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