米軍支援予算を削っても「iPS研究予算」はカットするな!
京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長は11日、日本記者クラブで記者会見し、再生医療用のiPS細胞作製を支援する政府の大型研究予算が2022年度で終わる予定について「いきなり(政府の支援を)ゼロにするのは相当理不尽だ」と述べ、支援の継続を求めた。
山中氏がノーベル生理学・医学賞を受賞した12年以降、政府はiPS細胞研究などに10年間で1100億円を拠出することを決め、その中で再生医療用のiPS細胞作製に取り組んできた。
山中氏はこれまでの研究を「オールジャパン・ワン・チーム体制で進めてきた」と評価し、作製したiPS細胞を使った移植手術の実施などを成果に挙げた。 (以上 日経)
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山中伸弥教授の「iPS細胞」は日本国内はもとより、世界各国で応用され臨床医学などに活用されている。日本が生んだ人類に計り知れない貢献をし得る誇るべき功績である。教授らの研究は道半ばである。
安倍政権は目先の結果にこだわるが、世界のノーベル賞受賞者が口をそろえて発言している通り、偉大な研究は短期に結論が出るものではない。先行投資は不可欠だ。
資源が乏しい日本は人類に貢献するような壮大な研究こそ生きる道。人材育成こそ日本の貴重な資源だ。
ここはしゃくし定規に考えるのではなく、長期的な展望に立って対応してもらいたい。
山中伸弥教授らの研究を後押ししてもらいたい。
山中氏がノーベル生理学・医学賞を受賞した12年以降、政府はiPS細胞研究などに10年間で1100億円を拠出することを決め、その中で再生医療用のiPS細胞作製に取り組んできた。
山中氏はこれまでの研究を「オールジャパン・ワン・チーム体制で進めてきた」と評価し、作製したiPS細胞を使った移植手術の実施などを成果に挙げた。 (以上 日経)
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山中伸弥教授の「iPS細胞」は日本国内はもとより、世界各国で応用され臨床医学などに活用されている。日本が生んだ人類に計り知れない貢献をし得る誇るべき功績である。教授らの研究は道半ばである。
安倍政権は目先の結果にこだわるが、世界のノーベル賞受賞者が口をそろえて発言している通り、偉大な研究は短期に結論が出るものではない。先行投資は不可欠だ。
資源が乏しい日本は人類に貢献するような壮大な研究こそ生きる道。人材育成こそ日本の貴重な資源だ。
ここはしゃくし定規に考えるのではなく、長期的な展望に立って対応してもらいたい。
山中伸弥教授らの研究を後押ししてもらいたい。