山本太郎が「日本の水道は麻生の持ち物ではない」!

▼山本太郎が「日本の水道は麻生の持ち物ではない」!



「れいわ新選組」を立ち上げた山本太郎5月5日に小倉駅前でおこなった街頭演説。

長周新聞が「新自由主義に対抗する勢力結集なるか」と概要を文字に書き起こしてくれた。

大変な労力である。感謝を込めて順次、転載したい。今回は第3回。

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 昨年夏に水道民営化につながるPFI法案が可決された。

 PFIの始まりはイギリスだ。税金でつくられたインフラなどの公共部門を使いながら民間にうまみを吸い上げさせるというものだ。

 でも表向きは違う。例えば水道は老朽化して、更新するのに公共でやると途方もなくお金がかかるから、安くするために民間の知恵を借りるのが一番だというふれ込みだ。

 だがイギリスではやめる方向に入っている。民間でやった方がバカ高くついたからだ。病院、学校などPFIを使うことで4―6割高くなったという話だ。これはイギリスの会計検査院が指摘している。

 「政府や自治体に金がないから民間にやらせよう」という考え方だが、逆に高くついた。世界はやめる方向にあるが、日本は何周も遅れて昨年に法律を成立させた。

 では誰のためにやるのか?

 企業をもうけさせるためだ。

 日本でPFI、水道民営化の旗振りをしていたのは竹中平蔵だ。

 企業が参入したらどうなるか?

 まず住民に提供されるサービスではなく、株主に「どれだけ利益が還元」できるかということに話が変わっていく。

 だから命にかかわるような水を民間に託すのはよくない。

 この水の民営化話は麻生太郎さんが2013年4月にアメリカに渡ったさいに、民間のシンクタンク・CSISの本拠地に乗り込んで記者会見を開き、「水道はすべて国営もしくは市営、町営でできていて、こういったものをすべて民営化します」と言った。

 CSISは完全に企業側で、日本に対してありがたくない提言をし続けている。

 ジャパン・ハンドラーと呼ばれる人たちがいて、今の政権はかなりありがたがっているシンクタンクだ。

 日本の水道は麻生さんの持ち物ではない。

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編注
PFI(Private Finance Initiative)とは、
公共施設等の建設、維持や管理、運営などを民間企業に任せる方法。

企業の目的は第一に「利潤」をあげることだから、不採算と分かれば当然値上げするだろう。

水道の民間委託は危険そのものだ。インフラが破壊される大災害があった時、どうするのか?

採算を度外視して働いてくれるか?有り得ない。 その時は破たん?利用者はどうなる?

水は命の絆だ。水なしで人は生きられない。

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