電車の「優先席」は誰のためにあるのか?

 通勤電車には「優先席」がある。16日昼ごろ、池袋でJR山手線から私鉄に乗り換えた。お盆休みとあって車内はいつもほど混んでいない。それでも座席は満席だ。私はドアのそばに立った。

 ふと見ると、車両の隅の優先席に、本来、座るべきでない者がどっかと腰を掛けていた。次の駅で身体が弱そうな高齢の女性が乗り込み、優先席に近づいた。みんな埋まっている。仕方なしに手荷物を床に下ろして、しばらく立っていた。

 それに気づいた70代の男性が優先席から立ち上がり、席を譲った。左脇の20代の男と、右に座っていた40半ばの女は、ともに知らん顔をしていた。

 通路を隔てた反対側の優先席は2、3歳の子供と父親が独占していた。以前は親が子供を膝にのせて座席を譲った。

 誰のために「優先席」は、あるのか?

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