弱音を吐かず踏ん張り続けた鈴木直道!

▼弱音を吐かず踏ん張り続けた鈴木直道!



 北海道知事に初当選した鈴木直道。38歳。全国最年少の知事の誕生である。

 20代の若さで安定した東京都職員の地位を投げ打って、財政破たんした夕張市の手助けをしたいと、自ら「手を挙げて」乗り込んだ鈴木直道の勇気と決断を讃えたい。

 彼は市長が辞職し、もぬけの殻となった2011年の夕張市長選挙に無所属で出馬し、自民、公明などが推す元衆議院議員を打ち破り、当選を果たした。市民は若い鈴木の情熱と行動力に賭けた。

 破たんした夕張からはその後も住民がつぎつぎと逃げ出し、商店が消えた。人通りが途絶えた。人口は最盛時の10分の一にまで激減した。

 鼻血も出ないような中、職員の同意を得て数を減らし、給料も大幅にダウン。行政サービスもギリギリまで抑え、みんなで耐え忍んだ。もちろん自身の給料も雀の涙になった。

 私は鈴木直道が八方ふさがりに耐えられなくて、途中で「投げ出すのではないか」と思っていた。

 しかし、彼は弱音を吐かず、夕張に留まり、血が滲むような努力を地道に重ねた。立派と言う他ない。

 永田町の与野党議員の中で、どこを探しても彼と同じことが出来る者を見つけることは不可能だ。

 鈴木直道への評価は与野党を問わず、すこぶる高い。

 知事としてスタート台に立ったが、新たな苦難が鈴木を待ち受けている。

 人口減少に歯止めがかからない中、どのようにして北海道を再生するのか? 

 全国一広大な面積で公共交通網は縮小する一方。代表例がJR北海道である。

 東京から大阪までは日本の人口のほとんどが集中。

 スタートからそんな優良ドル箱路線を抱えたJR東海やJR東日本と違い、最初から赤字路線を押し付けられたのがJR北海道だ。

 「縮小し続ける公共交通網」と「止まらない人口の流出」・・・。

 38歳知事には、重すぎる課題が山積している。

 だが、私は鈴木直道に期待している。

 私と違い、若い彼には可能性があるからだ。何より、彼には決断力と行動力がある。

 夕張で培った貴重な経験を活かし、存分に活躍してほしい。

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