いつまで世襲議員を「名門」と錯覚しているのか?

 自民党には本人の能力、適性、あるいは資質と無関係に、地盤、看板、カバンを親から受け継ぐ世襲代議士が多い。

 ことし9月に発足した安倍改造内閣の閣僚等名簿を見ただけでも、安倍晋三を筆頭に、麻生太郎、加藤勝信、江藤拓、梶山弘志、小泉進次郎、河野太郎・・・ゾロゾロ親の七光り組の議員が登場する。

 彼らは、ほかの議員のように雪が降ろうが、雨が降ろうが、毎朝、駅頭で手を振ったり、ビラ配りをしたり、ポスター張りをする必要はない。

 そんなことをしなくても「名前」が知れ渡っている。後援会組織も、選挙資金も親がタップリ残してくれた。おまけに「利権」まで引き継いでいる。

 こんなわけで何一つ苦労することなく、安倍晋三のように毎日、遊び惚けていてもラクラクトップ当選できる。

 そんな世襲議員を、あそこは3代、4代続けて政治家だから「名門だ」と選挙のたびに毎回、喜んで投票する情けない有権者がいる。

 3代、4代続きということは、それほど長期間にわたって「私たちの血税でメシを食ってきた」ということだ。

 知っているだろうが、衆参の国会議員1人のために私たちは毎年、2億円近くの税金をつぎ込んでいる。

 歳費と呼ばれる給料のほかに年2回のボーナス。JR全線のグリーン車無料特別乗車パス、年間2000万円を超える議員秘書経費、超高級マンション並みの国会議員宿舎の管理と維持、議員会館の電気・電話・水道代などの維持費、海外視察費、黒塗り公用車と専属運転手・・・書き出したらきりがないほどたくさんある。こうした様々な費用を私たちの税金で賄っている。

 この金額を議員の数で割ると1人当たり2億近くになる計算だ。10年なら20億円、30年だと60億円。これが何代も続けば、私たちの負担は莫大な金額になる。

 私たちは「安倍家」のために税金を浪費しているのだ。これの、どこが名門なのか? 私たちの生き血を吸い続けているのが世襲議員である。

 彼らは人並みの苦労をしたことがない。だから世間を知らない。国民がどんな生活をし、何に悩み、どうして欲しいと思っているか理解などできないわけだ。

 だから机上の空論を平気でぶつ。こんな輩に、まともな政治が出来るだろうか? ノーである。私が世襲議員に反対する理由がここにある。

 100メートル競走に例えるなら、世襲議員はゴール手前のあと10メートルのところからスタートする。ほかの者はスタートラインから走る。これでは最初から勝敗が決まっている。

 だから金太郎飴のように、選挙のたびに同じ世襲議員が当選する。こんな不公平なやり方を許しているのは世襲議員に投票する愚かな有権者のせいだ。

 世襲議員の対極にあるのが山本太郎。母子家庭で育った太郎には選挙地盤も、政治家一家と言う看板も、カバンと呼ぶ選挙資金も、なんにもない。山本太郎はゼロから、たった一人でスタートした。

 タレントの山本太郎は知っていても、「政治家・山本太郎」を誰も知らない。だから、みんな、最初は太郎をバカにした。「あんな若造に何が出来る」と鼻であしらった。

 そうした中で太郎がやったことは有権者の気持ちを知ることだ。「市民の一番の望みは何か?」「何に困っているのか?」そんな声を聞くために毎日、歩き回った。

 主婦の悩みを聞き、非正規就労者の訴えに耳を傾け、おばあさんと対話した。そして参院議員に当選した後は国会で、それらの声を政府にぶつけた。

 世襲議員に対して「どぶ板議員」と呼ぶ。大衆の心を聞く政治家のことである。昔はどの議員も「どぶ板議員」だった。だから与野党問わず、大衆との距離が近かった。これこそが私たちの代表である。

 松下塾などと言う政治塾で学んで本物の政治が出来るわけがない。なぜなら政治は「生き物」だからである。

 日々刻々、状況が変わる。それに合わせて状況を判断する「能力」が求められる。その能力を身に着けるには「大衆の心を自分の心とする」ことが大切だ。

 落選した山本太郎は今もそれをやっているから、どんな質問が飛んも、自分の言葉で考えを説明できる。

 安倍晋三や麻生太郎、小泉進次郎らは、役人が用意した空疎な“回答集”がないと一言も答えられない。ボンクラ世襲議員の特徴だ。

私からのお願いだ。
 義理やしがらみで世襲議員に投票することだけは絶対にやめていただきたい。

 彼らに日本のかじ取りは任せられないからである。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント