日本の言い訳に中国や韓国の学生の間から冷笑が漏れた!

ブログ「半歩前へ」2009年04月09日の再録だ。


▼水を得た魚が突然、沈黙
 日本、韓国、中国3カ国の大学生9人による討論があった。最初、アニメや漫画、携帯電話についての議論では、日本の学生たちは水を得た魚のように活発に発言し、元気なところを見せていた。ところが、話題が歴史問題に入った途端、話し手は日本から韓国、中国の学生に代わった。日本勢は沈黙するばかりで、意見は途切れた。私はガッカリするより悲しくなってきた。

 司会者に促されて口を開いた学生は「われわれは受験勉強が忙しくて、近現代史までは行かなかった」と語った。有名大学に在籍する彼の説明に韓国、中国の学生から失笑が漏れた。

▼反日、愛国教育
 中韓の学生は世界史の中でも、近現代史についてはしっかり学習してきている。特に中国については1990年代に国家主席だった江沢民が、国家団結のテコとして「反日、愛国教育」を強力に推し進めるなどし、若者たちに誤った歴史認識を植え付けたきらいがある。

 それだけに、日本の学生たちにはこの場で、日本が犯した負の部分については率直に過ちを認めると同時に、、中国の改革・開放に際しては協力を惜しまなかった事実も語って欲しかった。鄧小平時代に掲げた「工業、農業、国防、科学技術」の4つの近代化に日本は全面的に協力した。

 とりわけ国家建設の礎である工業、科学技術については、当時の世界最先端の技術を惜しみなく提供した。中国一の宝山製鉄所の建設に当たっては新日鉄が全面協力したばかりか、建設資金については日本政府が保証するなど官民挙げてバックアップした。

▼真実を伝える大切さ
 中国の学生たちは「反日教育」は受けたと思うが、中国の近代化に対する日本の支援はまったく教えられていない。若者たちに一方的に都合のいい話ばかりを擦り込むのではなく、真実を伝えることが大切だ。そうすることで互いの誤解を解き、同じ目線で見ることで相手を理解することが出来る。

 せっせと受験勉強に勤しみ、有名大学に合格しても、「近現代史は授業で習わなかった」と平気で話すことに「恥ずかしさ」を感じないようでは「何をか言わんや」である。

 学校は学習の「きっかけ」を与える場で本来、勉強などというものは自分でやるものだ。授業で授業で学ばなかったら、自分で学習すればいい。高校生や大学生にもなって、まだ、おんぶに抱っこを期待しているようでは救いがない。

▼偏差値教育の弊害
 偏差値は「受験技術の優劣」を数値化したに過ぎない。偏差値が高いからといって別に頭がいいわけでも、教養があるわけでもない。偏差値と教養・社会常識の有無は別ものである。

 日本の学生は型にはまった「公式」だけのマニュアル人間だ。「自分から学ぼう、知ろう」と言う探求心が著しく欠けている。

 今回の討論で、日本の偏差値教育の弊害を垣間見た思いがした。大学と教養は無関係だ。

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