香港警察が一線を越え、市街戦を仕掛けた! 

 NHKや朝日などの”官製報道”では分からない香港の真実を、フリージャーナリストの田中龍作が現地から伝えてくれた。

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 25日はデモ行進の終着点が警察との衝突の現場となった。かつて構内に催涙弾が撃ち込まれた葵芳駅付近がデモコースに入っているとあって、ピリピリとした雰囲気が張り詰めた。

 デモ隊はコースの終着点にあたるTsuenWanにバリケードを築き、機動隊とニラミ合った。

 現場は大型ショッピングモールや小ぎれいな飲食店が軒を並べる。東京でいえば新宿のような街だ。

 買い物客から機動隊に向けて物が投げつけられた。中年の女性客は激しい口調で抗議した。

 『香港警察は市民を殺そうとしている』と書いたプラカードを手にした老女が機動隊の前に立ちはだかった。
 デモ隊がバリケードを押し出して機動隊に迫ると、機動隊は『催涙弾を撃つ』という警告幕を掲げた。

 機動隊員がプラカードの女性を力づくで排除すると、攻撃が始まった。

 機動隊は新宿のような街に雨あられのごとく催涙弾を撃ち込んだ。

 逃げ惑う買い物客の姿もあった。催涙ガス特有の激しい吐き気と猛烈な目の痛みに見舞われ、救護班の手当てを受ける人もいた。

 警察はさらに放水車まで投入した。放水車は水を放つのではない。催涙ガスと同じ成分の液体を放つのである。大量に撒かれると、催涙弾以上の効果を生む。

 催涙弾を浴びせられても自陣に留まっていたデモ隊は、大挙して退却した。

 戦車を楯にしながら歩兵が進撃していくように、機動隊は放水車の後に連なって前進して行った。

 街は市街戦の様相を呈した。警察が市街戦を仕掛けたのである。香港の治安機関は一線を越えた。

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