もう、小沢が想像する「山本太郎」ではない!



 沈黙を守っていた小沢一郎が重い口を開いた。この春まで政治活動を共にした山本太郎が立ち上げた「れいわ新選組」について、日刊ゲンダイに感想を寄せた。

 山本太郎は今や「時の人」となった。

 「世間は移り気。マスコミもそうだ。1人や2人が議席を取ったからって、何もできない。多数を取らなきゃ、どんな主張も実現できない。みんな『れいわ、れいわ』って言うけれど、野党結集の触媒や中心になることはない。まずは独自路線でどこまでやれるか、やってみたらいい。ただ、太郎くんの行動は結果として立憲民主や国民民主など野党を目覚めさせる効果はあった」と小沢。

 世間、マスコミが移り気と言うのは全くその通りだ。太郎の政策などロクに知らないくせに、祭り気分で尻馬に乗って騒いでいる者が少なくない。そんなことは端から承知している。

 だが、自分の日常生活をそっちのけで、太郎と一緒に安倍政権に「風穴を開けよう」と必死で頑張っている者がいることも小沢に知ってもらいたい。

 こうしたボランティアたちがこれから先も、山本太郎の「政権奪取」を見届けようと強固なスクラムを組んで衆院選をともに戦う覚悟だ。もちろん、私もその中に入れてもらう。

 やる気が燃えたぎることはあっても燃焼して途中で消えることはない。小沢に「奇跡が起こった」と言わせてみたい。山本太郎・内閣総理大臣の誕生である。

 さらに小沢は「(太郎は)頭は良いし、とても素直に伸びてきて、このまま成長するといいな、と思っていた。だけど、彼は組織の中で階段を上るという手法は取らないから、結局、パフォーマンスになってしまう」とクギを刺した。

 このコメントを見て、山本太郎が小沢の元を離れた理由が分かった。

 「組織の中で階段を上る」? 古いタイプの自民党の手法である。政党の中で言われるままに、ひたすら雑巾がけをして当選回数を重ねる。いわゆる「箔をつける」と言うやつだ。

 そんなことをしていたら後、何十年かかるか分からない。山本太郎は演説の中で繰り返し言った。

 「今でさえ、なにもかにもが壊されている。働き方改革の美名のもとで、人々がボロボロにされている。待てない。時間がないのだ」と危機感を募らせている。

 「自民党の若手議員と同じことをしていたら、日本が壊れてしまう。今やるしかない。あなたの力を貸してください」と聴衆に訴えた。

 現状認識が、太郎と小沢とでは全く違う。

 小沢はキャリアを積むべきだというが、「自分のキャリアなどどうでもいい。私一人が当選して、この先、また6年間、同じことをして、ガス抜きをしてどうなるのか?」と太郎。

 私は山本太郎が小沢の元を離れて「れいわ新選組」を立ち上げ、市民とともに新時代を作り上げるという考えに賛成だ。

 山本太郎は、ほかの政治家にない「カリスマ性」を備えている。彼は安倍と違って、いくらヤジられても冷静だ。しかも勉強家で博識。指導者にとって冷静・沈着は不可欠である。彼はそのすべてを備えている。

そのうえ、イデオロギーにはとらわれない。だから、野党からも、与党からも、慕われているのだ。

 特筆すべきは、これまで誰もなし得なかった棄権票を振り向かせたことだ。

 どの街頭演説会でも「これまで政治に関心がなかった」と言う若者が熱心に耳を傾けている。

 もう、小沢が想像する「山本太郎」ではない。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

松井秋枝
2019年08月03日 09:35
おっしゃれる通り時の一人ですよ。過去の歴史に残る革命家を彷彿させますね。山本太郎さんの中には、明確なミッションを感じます。今こそ日本を救う。