安倍晋三は一体、誰に向かって話しているのか?

 日刊スポーツのコラム「政界地獄耳」が誰に向かって話しているのかと、疑問符を投げた。

 「そりゃお前、オレの仲間内に決まっているじゃないか」と晋三は応えるに違いない。

 内弁慶なヤツだ。「野郎はタマが小さ過ぎるてんだよ!分かるだろ?熊」と長屋のハチ公が言ったとさ。

*****************************************

★日本の政治から「正々堂々」という言葉が消えて久しい。選挙中に(安倍晋三は)自党の政策を訴えることを嫌がり、反対勢力のヤジや批判を避けて日程を公表せずに遊説する、こそこそ遊説、これをステルス遊説と呼ぶそうだが何のことはない、支持者だけに訴えたいのだ。

 だが支持者は既に支持しているのだから、わざわざ街頭に立たなくてもいい。

 安倍陣営は警備上の理由だとか、いろいろ理屈をつけるが要は支持者の前で気持ちよく話したいだけではないか。

 それと似た状況に首相・安倍晋三は予算委員会などで答弁に立つときに野党のヤジに神経質に反応する。静まり返った中で静かに聞く聴衆が次第に熱狂していくことを期待しているのだろうか。

★それと対極にあるのが大手メディアが報道したがらない政治団体「れいわ新選組」の山本太郎だ。

 山本太郎は聴衆からのヤジに答えて批判を疑問に答える形で論破するというより批判も取り込んでいく戦法。これこそ街頭のつじ説法の基本だろう。

 これによって山本の人気や寄付の金額がうなぎのぼりだという。友好的な選民相手に訴える政治と大衆に飛び込む政治は政治家の手法ではなく政治の目標にも関わる。

★その意味では野党もいったい誰に向かって話しているのかわからない。組織に向けて話すことと有権者に向けて話すことの違いを理解していないという意味では選民志向が強いのは同じだ。

 政治はわかる人だけ分かればいいのか。流儀に合わない人は聞かなくてもいいものではない。

 政治を大衆から取り上げておいて、有権者の意識の低さなどを口にするのはやめるべきだ。政治は体裁は正々堂々だが実態は変質してはいまいか。  (以上 「政界地獄耳」)
0

この記事へのコメント