2兆円の「黒字」を手放しで喜べない理由!

 共同通信が伝えたところによると、公的年金の積立金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2018年度の運用実績が2兆3795億円の黒字だったと5日、発表した。

 これだけでは債券か株式か、運用益がどこから出たのか定かではないが、おそらくは日本株式だろう。

 安倍政権の内閣支持率を下支えするために、私たちの年金資金など公的資金をジャブジャブ株式市場に投入した。

 その結果、“官営相場”で株価が上昇。安倍政権は安泰という図式だ。

 だったら今のうちに株を売ればいい。私たちの生活資金である年金を大量にばくち場に持ち出すこと自体が間違っている。回収できるときに回収すべきだ。

 ところが、これが簡単ではない。市場から大量の資金を回収した途端、株価が急落する恐れがあるからだ。

 もうお分かりだと思うが、やくざ社会と同じで、ひとたび足を突っ込んだが最後、足抜け出来ないのだ。

 いくら、今、黒字だ、喜べと言っても、あくまで「数字上の話」でどうにもならない。

 しかも、確認しておかねばならないのは、黒字は「2018年度」の話だ。

 その後、トランプの暴言で各国と軋轢を起こし、中国とは経済戦争に陥った。その結果、世界経済に多大な影響を及ぼしている。この先の見通しも立っていない。

 こんな状況で年金資金の運用は大丈夫なのか?
0

この記事へのコメント