「山本太郎の街頭演説になんであんなに人が集まるのか」と久米宏!

▼「山本太郎の街頭演説になんであんなに人が集まるのか」と久米宏!



 TBSラジオ番組で久米宏が政治学者の中島岳志と対談した。「なんで街頭演説にあんなに人が集まるのか」と久米は驚きを隠さなかった。

 それについて中島岳志が実に分かりやすい解説をした。

 どんな解説か? これをご覧いただきたい。

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久米宏
 「山本太郎くんの最近の街頭演説の写真をネットで見たんですけど、ものすごい人が集まってるんですよ。

 これどうしちゃったのか?と思ってびっくりしちゃったんです。

 彼、去年この番組に来たときにはまだ自由党にいて、それをお辞めになって自分で新しいグループ「れいわ新選組」を立ち上げたんですけど、そんなに話題にはなっていなかったと思うんです。

 なんで街頭演説にあんなに人が集まるのか疑問に思ったんです」

中島岳志
 「まだ大手のメディアが取り上げていないんだけど、おそらくインターネットを通じて支持が広がっているというのが現状なんです。

 2年前に枝野幸男さんが立憲民主党を立ち上げてひとつの大きなブームを作り出したんですけど、あれと何が同じで、何が違うのか、というのが非常に重要だと思うんです」

 立憲民主党にいまはなぜ風が吹かず、山本太郎に風が吹いているのか?

 それを分析することが現時点での最大のポイントだと中島は考えている。

 2年前の枝野といまの山本が同じところは大きな逆境の中で、ひとりで立ち上がった姿。

 一方、違っている点は、地方の農家や中小企業の人たち、商店主といった旧来、自民党を支持してきた人たちが、いま山本太郎支持に流れてきているというところだ。

 これは2年前の立憲ブームとは違うと中島。

久米宏
 「先週、街頭演説の動画マップを公開している『チャリツモ』の船川諒さんという方に興味深い話を聞いたんです。

 若い人がなぜ投票に行かないのか船川さんがインタビューしてみると、若い人は選挙に関心がないわけじゃないんだけど、『自分が投票した人がもしとんでもない人だったら責任が取れない。それが怖い』という人がかなり多いというんです。

 だから彼らに情報を提供して、ちょっときっかけがあれば、彼らは投票に行くよって。そういうネットを見ている若い人たちの心に届く可能性があるわけですね、れいわ新選組は」

中島岳志
 「データでも出ていますけど、立憲民主党を支持している中心的な層は年齢の高い人たち。

 それに対して山本太郎の支持層はかなり若い世代に食い込んでいる。

 山本さんが目を向けているのが、若い層の貧困の問題。いま年金問題が出ていますけど、若い人たちにはぴんとこないと思うんです。

 それより、大学の奨学金でローンを組んで借金を背負って社会に出てきて、アップアップしている。

 また、日本全体で言うと30%を超える人たちが預貯金ゼロ世帯。

 こういう状況の人たちに対して『いまの社会はおかしいじゃないか』と率直に声をあげているのが、いまの山本太郎。それが、彼の話を聞いてみようという流れになっていると思います」

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