ソンタク発言の陰で「利権の構造」が見え隠れ!

▼ソンタク発言の陰で「利権の構造」が見え隠れ!



 国土交通副大臣の塚田一郎が下関北九州道路は安倍、麻生のソンタク道路と発言した。当然、野党は一斉に反発、即刻罷免すべきと安倍晋三に要求。

 しかし、安倍は3日の国会答弁で「発言は問題だが、本人がしっかり説明し、このことを肝に銘じ職責を果たしてほしい」と、罷免要求を突っぱねた。

 ところが自民党内から、「留任させれば、統一地方選や参院選への悪影響が避けられない」との批判の声が上がった。

 その途端、晋三は「これを機に自らの襟を正し、国民の負託に全身全霊で応えなければならない」と訳の分からないことを言って、塚田のクビを切った。

 確認しておきたいのは、晋三は「ソンタク道路発言」で塚田に責任を取らせたわけではないという点だ。選挙への悪影響を恐れて更迭したに過ぎない。塚田発言は大問題である。

 塚田によると、11年前に凍結されたままだった下関北九州道路の調査予算を「自分が復活させた」と自慢した。下関と北九州は安倍首相と麻生副総理の地元だから、お二人が言えないことを「私がソンタクした」と言った。

 しかも福岡県知事選挙の真っ最中に、この発言をした。「利益誘導」そのものだ。雑魚議員の肩書を引っ剥がしたぐらいで済む話ではない。

 塚田の発言通りなら「構造汚職」に発展する可能性がある重大問題だ。

 地元では下関北九州道路のことを「安倍・麻生道路」と呼んでいるそうだ。名前が挙がった安倍晋三と麻生太郎はハッキリと事実関係を説明すべきだ。

 第一、晋三には塚田を副大臣に起用した任命権者としての責任がある。

 自分は責任を取らずに「シッポだけ切り捨てて済む」と考えていたら、とんだ見当違いだ。

 このソンタク発言の陰に「利権の構造」が見え隠れする。

 野党は「ただれた政権」を徹底的に追及する責任がある。

 その結果次第では、7月参院選に大きな利強を及ぼそう。野党はソンタク政治の真相を解明すべきだ。

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