住民15人 かかしが130体 観光客1万人!


▼住民15人 かかしが130体 観光客1万人!


 住民よりはるかに多い130体のかかしを集落に並べてまちおこしに取り組む兵庫県姫路市安富町関地区にこの冬、観光バスが次々とやってきた。

 関西一円の都市部を出発して岡山県の観光施設へ向かう日帰りバスツアーの行程に組み込まれたのだ。

 立ち寄った観光客は、2カ月半で約1万人。例年、冬場は特に閑散とするだけに、関係者は「どっとにぎやかになって一大事。さらなる知名度アップにつながるとうれしい」と期待する。

 姫路市北端に位置する関地区の住民は15人。80代後半が中心で高齢化が著しい。同地区出身の男性(66)は赴任先の徳島県で、かかしを使ったまちづくりに携わり、退職後の2011年から集落のあちこちに飾り始めて話題を呼んだ。住民と「ふるさとかかし親の会」を設けて活動する。

 バスツアーは阪急交通社が催行し、岡山県西粟倉村にある道の駅での食べ放題ランチを目玉とする。昨年12月から1日数台の大型バスが関地区に続々と立ち寄る。

 客は、集落の入り口からグリーンステーション鹿ケ壺まで約600メートルを散策。古い民家や田畑になじむかかしの姿を見学して回ったほか、古いしょうゆ蔵に展示されたかかしのひな人形45体も楽しんだという。

 「途中の立ち寄りだが冬にこんな場所まで来てくれるだけで大きな前進。興味がある人はきっとまたゆっくり見に来てくれるはず」と喜んでいた。

 かかしのひなまつりは4月7日まで。無料。やすとみ人と自然との交流促進委員会TEL090・5098・2475
 (以上 神戸新聞)

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