経済優先で突っ走ってきたツケですね!

▼経済優先で突っ走ってきたツケですね!



 ブログ「半歩前へ」の「好物の鰻重がだんだん遠くへ行ってしまった」の投稿に、西藤壽さんからフェイスブックでこんな感想が届いた。懐かしい日本の風景である。

 あの頃の日本は豊かではなかった。今ほど便利ではなかった。でも不思議とみんな不満はなかった。むしろ、それなりに満足していた気がする。

 今はものは溢れ、満ち足りている。が、心にすき間ができたままだ。

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西藤壽さんからのコメント。

 私の生まれは福岡市東区箱崎です。12歳の夏まで住んでいた故郷と呼べる在所でした。

 戦後の混乱から立ち直りつつあった昭和30年代初頭の風景は畑、馬車道、川の土提、素掘りの用水路にはるか遠くまで見渡せる田んぼ。 

 川に行けば天然ウナギが獲れました。支流の堰には魚道があり季節になれば魚道を登るシラスウナギがウジャウジャと。 

 しかし台風シーズンになれば小さな川ながら激流が奔り堤防決壊も何度かあり川側の田畑の冠水は幼い私の記憶に残っています。 

 生活を守るための河川改修、農地の圃場整備、農薬散布、戦後復興と近代化の高度成長期に故郷の里山風景は消えていきました。

 コンクリート護岸、馬車道は拡幅され4車線の舗装道路になり見渡す限りの田畑は流通団地やマンションが立ち並ぶ人工の街になった。

 いま、あの場所に立っても幼かった記憶の風景は想像もできません。

 おそらく日本全国が同じような経緯を経て現在があるのでしょう。

 ウナギなどが住める環境に配慮することなく経済優先で突っ走ってきたのですね。ウナギが遠くになったのはヒトのエゴゆえでしょうがこれは致し方なかったと思っています。

 たかだか半世紀ほどの時間で環境を変えてしまった人間のサガを喜ぶべきか?悲しむべきか?

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