陰謀か?単なる恨みか?謎の音声データは2つあった!

▼陰謀か?単なる恨みか?謎の音声データは2つあった!



 4月の明石市長を前に2年前の市長発言が、「火を付けて捕まってこい」発言として飛び出した。なぜ、この時期に?の疑問が残る。市長を辞任に追い込むための陰謀か?それとも叱責されたことへの単なる恨みか?

 市長は蜜幅が狭くて事故が絶えない道路の拡幅に熱心の余り、つい声を荒げたのではないかとの擁護論も出ている。

 真実はどうだったのか?神戸新聞が検証した。

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 前明石市長の泉房穂氏(55)=2日付で辞職=が市職員に暴言を浴びせた問題で、発覚の発端となった音声データは少なくとも2種類あることが、神戸新聞社の取材で分かった。

 一つは、市長と市幹部のやりとりを全て録音した1時間6分33秒の長いバージョン。もう一つは、「火を付けて捕まってこい」という部分の前後だけを切り取った1分38秒の短いバージョン。長短2種類の音源の存在が、さまざまな臆測を呼ぶ原因となっている。

 短い音声データは、「この間、何をしとったん」と泉氏が詰問する部分から始まり、「きょう火を付けて捕まってこい。燃やしてしまえ」などと暴言を浴びせたところで途絶える。

 一方、長い音声データは、この前後の流れを含め、市長が入室し、退室するまでを網羅。最初は穏やかな会話で始まるが、間もなく怒鳴り声が始まり、「市民の安全のためやないか。そのためにしんどい仕事するんや、役所は」と諭すような言葉で終わる。

 市長とのやりとりは約30分間。その前後は無音か、職員の雑談などだ。

 1月21日夕、市内のある男性に短いバージョンが添付された匿名のメールが届いた。件名や本文はなく、「泉市長暴言火をつけて燃やせ」というタイトルの音声データだけが添付されていた。

 男性は「市長が暴言を浴びせる場面の録音があるとのうわさは以前からあったが、実際に聞いて驚いた」と話す。

 関係者の話を総合すると、ほぼ同時期に、新聞社など報道機関の一部や政党関係者らに同様のメールが届いたとみられる。

 市はマスコミからの問い合わせを受け、短いバージョンのデータを入手。泉氏もこの音声を聞いて内容を確認し、1月29日の謝罪会見につながった。

 当初、長いバージョンの存在を知らなかったという市職員の一人は、「暴言は許されないというのが大前提」とした上で、「短く切り取った音声には悪意を感じる」と話した。  (以上 神戸新聞)

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