「新潟よりももっと遠い人」に「長崎」の返事!

▼「新潟よりももっと遠い人」に「長崎」の返事!



 確かに落語ブームなのだろう。16日は水曜日。平日だというのに正月初席と言うこともあり、立ち見が出るほどの盛況だった。

 池袋演芸場は改築したので、都内の定席の寄席の中では一番、新しくきれいだ。客席も93席とちょうどいい。落語を聴くにはうってつけ。どこに座っても噺家の仕草が手に取るほどよくわかる。

 寄席には「いろもの」と言って、漫才やマジック、紙切りなどが登場する。漫才コンビの「おしどり」ダンナがカミさんのアコーデオンに合わせて巧みに針金で細工をする。

 あっと言う間に、今年の干支、イノシシを形作った。見事なものだ。こんな芸は初めて見た。そのあとも、トランプ大統領など客のリクエストに応えていろんなものをわずか数十秒で作った。完成品は客にプレゼント。

 「一番遠くから来たと思う人」と言ったら、前の客が「川越」と言った。川越は埼玉県だが、池袋からだとそう遠くない。

 「もっと遠い人」に、後ろの席で「新潟」と言った。「新潟よりももっと遠い人」には、「長崎」の返事が返って来た。

 確かに落語ブームだ。観光の客が、ついでに寄席に立ち寄ったようだ。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック