日本との外交はもはや「危険レベル」と韓国有力紙が警鐘!

▼日本との外交はもはや「危険レベル」と韓国有力紙が警鐘!



 韓国の有力紙、朝鮮日報が「日本との外交はもはや危険レベル」と警鐘を鳴らした。

 そして「反日感情」をむき出しにする文在寅大統領に対し、「強大国に取り囲まれた韓国は外交によって生き延びていくしかない。外交は道徳ではなく実利の世界だ」と諭した。

 冷静な分析。見上げた論評である。これぞ言論の府である。

 文在寅は朝鮮日報の社説に謙虚に耳を傾けるべきだ。  以下に転載する。(敬称略)

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 中国を訪問した金正恩は8日、習近平と会談し、9日も昼食を共にした。2回目の米朝首脳会談を前に、中国に対して自分たちへの支持と支援を要請したのだろう。

 北朝鮮貿易の90パーセントを占める中国と直接話をするだけで北朝鮮は米国との交渉で強気に出ることができる。

 北朝鮮核開発の最大の被害者となる韓国は外交に最大限の力を尽くし、金正恩と習近平との会談では息づかいまで把握しようと東奔西走するのがあるべき姿だ。

 ところが中心的役割を果たすべき北京駐在の韓国大使は今空席だ。8日に前任の盧英敏が韓国大統領府の秘書室長に就任したためだ。

 実務担当者しか残っていない北京の韓国大使館に外交を行う能力などあるだろうか。

 中国は北朝鮮の核開発に賛成しているわけではないが、それ以上にアジア全体の覇権の方に関心が高い。

 つまり北核廃棄よりも韓米同盟の破棄や在韓米軍の削減・撤収を優先しているのだ。

 また中国は韓国を自らの思い通り操るため、文在寅大統領を露骨に冷遇し、文大統領が派遣した特使も見せつけるかのように下座に座らせた。

 しかし韓国政府がこれに抗議したという話も伝わってこない。

 逆に米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備による対立を収束させるという口実で、THAADについてはいわゆる「三不(米国のミサイル防衛に参加しない、米韓日同盟に参加しない、追加配備をしない)」を文書で確約させた。

 これも今後の韓国の安全保障に長く悪影響を及ぼすだろう。つまり韓国政府による中国との外交は外交とは言えず、中国の一方的な横暴にただ引きずられているだけだ。

 そのような中で金正恩が中国を訪問したが、前回に続いて今回も韓国大使は北京にいなかった。

 トランプは大統領選挙の時から在韓米軍を「資金」の観点からしか考えず、何度も「撤退」に言及してきた。

 1回目の米朝首脳会談ではホワイトハウスのスタッフらと相談もしないまま「韓米合同軍事演習の中断」というプレゼントを金正恩に与えた。これも資金がその理由だった。

 トランプは今も韓国に対して防衛費の増額を要求している。トランプの性格から考えると、在韓米軍についても何らかの決定をある日突然、下す可能性さえ排除できない。

 しかもマティス国防長官も辞任したため、トランプを制御できる人間は今周囲に誰もいない。韓国政府の対米外交は本当に問題ないのだろうか。

韓国政府が常日頃口にしてきたように、米朝首脳会談さえ開催されれば全ての問題が解決するのだろうか。

 日本との外交はもはや危険とも言えるレベルになった。韓日間で起こった「レーダー照準」問題は友好国の間では絶対に起こりえない。対立のプロセスを見てももはや友好国とは言えない。

 強制徴用による賠償判決も政府間の交渉によっていくらでも解決の方策を見いだせるはずだ。ところが韓国政府は「反日感情」を隠そうともせず、日本に対しては「やれるものならやってみろ」という態度で臨んでいる。

 韓国における対日外交の経験者はほとんどが一線から退いてしまった。今の駐日大使は日本語も話せないため、自らの役割など果たせそうにないという。

 先日、帰国したロシア駐在の韓国大使は特別監察チームに不正疑惑を暴露されたため、目深帽子をかぶったまま仁川空港を通り過ぎた。米国、中国、日本、ロシアの周辺4カ国に対する外交は今や全てが大混乱の状況にあるのだ。

 強大国に取り囲まれた韓国は外交によって生き延びていくしかない。外交は道徳ではなく実利の世界だ。   (以上 朝鮮日報)

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