災害列島・日本で「東京が安全」は間違った思い込み!

▼災害列島・日本で「東京が安全」は間違った思い込み!

 この夏、全国各地をゲリラ豪雨が襲った。そうした中で「東京は最も安全」と思っている向きがある。本当にそうなのか?

 2018年3月、東京都は高潮による浸水被害の想定を発表した。それによると最大で約212平方キロメートルが浸水。最大深さは10メートル以上で、1週間以上浸水が続く地域が大部分を占める。

以下は週刊FLASHの特集である。

  「台風の低気圧による海面上昇と高波、これに満潮が重なって高潮は発生。特に東京湾のような遠浅の湾の奥は、影響が大きくなります。かつて高潮は『海嘯』と呼ばれ、津波と同一視されていました」

 5000人超が犠牲になった伊勢湾台風(1959年)の原因は高潮だった。

  「東京が台風による大きな被害を受けたのは1947年の『カスリーン台風』が最後です。そのときは、大雨により利根川と荒川が破堤し、東京の下町が大洪水となって、1000人超の犠牲者が出ました。以来今日まで71年間、東京では台風による大きな被害は出ていませんが、逆に危険度は増しているのが現状なのです」

 長期間、東京で台風による大きな被害が出ていないのは、偶然にすぎない。東京が、水害が多い土地であることを忘れがちになり、安全になったという間違った思い込みが浸透することがなにより危ないと、リバーフロント研究所の土屋信行は警告する。

  「戦後、東京東部に人口が増え、多くの工場が建って大量の水をくみ上げたことで、大規模な地盤沈下が発生しました。広大なゼロメートル地帯が形成されたことで『カスリーン台風』時より危険度ははるかに高くなっています。

 地盤沈下したことで、コンクリートで高さを上げた、厚さが30センチ程度しかなく非常に脆い『カミソリ堤防』が荒川や隅田川にも多く造られましたが、現在は劣化が激しい状態です。

 これで高潮が起きたり、上流から大量の水が押し寄せれば、ひとたまりもありません。」と土屋信行は警告した。

 国土交通省は『荒川氾濫』と題した動画を公開している。「3日間で500ミリという想定ですが、今年7月の西日本豪雨では72時間雨量が1300ミリを超えたところもあります。

 これらの災害のリスクは、大阪も名古屋もさほど違いはない。大きな河川があり、その沖積平野に大都市が広がり、遠浅の湾の奥に位置するという条件は同じだ。

  「ミュンヘンの保険会社による世界の大都市の自然災害リスクというデータがあります。危険発生の可能性、脆弱性、経済価値を指数で示しており、東京・横浜は1位。指数は710で、2位のサンフランシスコの167を大きく引き離しています」

 世界でもっとも危険な街に、我々は暮らしているのだ。   (週刊FLASH)

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こんなに恐ろしい東京の動画を国土交通省が警告の意味を込めて製作した。

『荒川氾濫』は
ここをクリック
https://www.youtube.com/watch?v=h3YylcsxOyU

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