あの著名な学者が日本やトランプについて語った!

▼あの著名な学者が日本やトランプについて語った!
 ソ連崩壊やトランプ当選を「予言」したフランスの歴史学者、エマニュエル・トッド氏が日本と世界について語った。以下はその要約である。

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 「日本の基本的な問題は人口減少です。経済的、政治的、社会的な面では日本は非常に安定している。ヨーロッパから来ると、それは一目瞭然です。日本には常に一定の安定性と活力があります」

 「一方で、ヨーロッパはほとんどマヒ状態に陥っている。ヨーロッパの主要な大国はドイツですが、矛盾にとらわれている。

 巨額の貿易黒字を上げる輸出大国であり続けたいのに人口減少に直面しているのです。ドイツは大量の移民を常に受け入れ続けている。その結果、国内のバランス、安定性が崩れています」

 「中国はどうか。米国と戦略的に対立しており、巨大な人口を抱え、経済成長率が高い。しかし、非常にもろい大国だと思っています。

 出生率が急落し、急速に高齢化が進み、そして出生性比の問題がある。生まれる女児100人に対し、通常の国では男児105~106人になるのですが、中国では118人。

 女児の選別的中絶が行われています。これは長期的には人口的不均衡を生み出すし、何より中国のメンタリティーが古いということを意味しています」

 「米国の非合理的で突発的な行動は旧世界に混乱をまき散らしてます。日本にとって米国との同盟は、オバマの時代なら容易な選択でした。

 しかし、あまり合理的でない同盟国に頼るのは、もはや合理的な選択とはいえません。核武装が本質的な問題になってきていると思います」

 「フランス人にとって核兵器とは戦争の反対で、戦争を不可能にするものです。核兵器はただ自国のためだけに使うものです。ドイツを守るためにフランスが核を使うことがないように、米国の核の傘なんて私はジョークだと思っています」

 「私はフランス人の左派かつ平和主義者で戦争は嫌いです。しかし私が日本の核武装について考えてほしいと提言するのは、別に強国になれということではなく、(国家間の)力の問題から解放されるからです」

 「私が大嫌いなのは戦争です。なぜ戦争になるのか。勢力均衡が破綻したときです。そうした場合、再武装をしないことが戦争の近道になる。私は核兵器を持つのがいいと思いますが、隣に拡大する勢力があるのなら、再武装するしかないのです」

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